篠山市立中央図書館 (西吹、 079・590・1301) が、 市民センター (黒岡) 内の図書コーナーの業務を行うボランティアを募集している。
活動内容は、 ▽図書自動貸出機の操作説明など、 利用者への貸出手続きの案内▽返却されてきた図書を本棚に戻す▽本棚の本の乱れを直したり、 所定外のところにある本を正しい場所に戻す▽傷んだ本を修理する―など。
活動は2人1組で行い、 活動時間は週1回4時間程度。
応募資格は、 20歳以上 (2009年4月1日現在)。 市外在住者も応募できる。 募集人数は50人。 応募方法は、 中央図書館、 篠山市民センター図書コーナー、 各公民館に置いてある応募用紙に必要事項を記入し、 同図書館または同市民センターに持参か、 郵送する。 2月28日まで。 活動開始は、 4月から。
また、 図書館ボランティアの活動を理解するため、 3回の事前研修を行う予定。 活動にあたり、 1回500円の交通費が払われる。
篠山市が昨年11月に策定した 「篠山再生計画 (行財政改革編)」 では、 篠山市民センター内の図書コーナーについて、 市より委託を受けている 「(株) プロビスささやま」 の職員3人が現在行っている司書業務を市民ボランティアに委託する、 ボランティアによる運営体制が整わない場合は自習コーナーとするとしている。
市の再生計画をすすめている河南秀和教育長は 「読書の疲弊は、 そのまま教育の疲弊につながる。 小さな頃から本に親しめる場所として、 残して行きたいので、 協力をお願いしたい」 と呼び掛けている。