県予算案 丹波の医療最適化を研究

2009.02.21
ニュース

 県は16日、 2009年度の当初予算案を発表した。 総額3兆3438億円 (対前年度比96・6%)。 一般会計は2兆1173億円 (同107%)、 特別会計は1兆477億円 (同82・2%)、 公営企業会計は1788億円 (同85・1%)。 丹波では、 健康生活部が所管する医療関係の予算で、 新たに 「地域医療連携推進事業」 や小児救急電話相談が盛り込まれた。 丹波県民局が使途を決める 「地域戦略推進費」 は、 前年度と同額の5000万円。 44事業中、 新規は15 。
 新規で3000万円が計上された 「地域医療連携推進事業」。 神戸大学大学院医学部医学科に委託して実施する。 連携のあり方や地域医療を協働で支える仕組みを構築するために神戸大学主導で丹波の地域医療の最適化を検討するもの。 同大学院が、 特命教授なり准教授のポストを設け、 同大学院教員が県立柏原病院で医療行政に関する研究と診療支援を行う。

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