篠山市が出資する一般社団法人ノオト (北新町、 代表理事=金野幸雄副市長) が3日、 環境省の委託で 「エコ通勤推進社会実験」 をスタートさせた。 低炭素社会実現に向けた篠山市初の取り組みが始まった。 中心市街地にある市役所、 商工会、 観光協会、 ノオトの4団体が参加。 20台の電動アシスト自転車を通勤や業務中の移動に使用し、 休日は観光客に貸し出す。 また、 15日からは経済産業省の委託事業で約130台の観光客向けのレンタサイクル事業も始める。
電動アシスト自転車は、 バッテリー駆動のモーターが付いており、 軽い力で走ることができる。 サイズは26インチで、 3時間充電すれば40―70キロ走れるという。
11月27日まで試験運用し、 使用距離や意識調査などの結果を報告する。 環境省が、 使用記録から二酸化炭素の削減量を算出、 同実験の結果を今年度末に公開する。