地元の丹波栗を使った 「丹波栗ご飯」 が20日の柏原・氷上地域を始まりに丹波市内4地域で登場する。 今年設立された青垣Big栗生産組合 (荻野嘉治組合長) が、 むきグリを納入する。 給食に 「栗」 が登場することはあるものの、 ▽生栗では皮をむくのに時間がかかる▽日持ちがしない―などの理由から、 栗の産地でありながら地元の栗は使えずにいた。 「地元の子どもたちに丹波栗を食べてもらえてうれしい」 と同組合では喜んでいる。
柏原・氷上地域が20日、 市島が29日、 青垣が11月13日。 むき栗にした状態で、 計107キロを納入する。
丹波栗が納入できるようにになった理由は、 同組合が導入した自動皮むき機。 1分間あたり1キロの割合で、 鬼皮の全部と渋皮の7、 8割を除去でき、 「皮むき」 の手間が省けるようになった。
これまで、 国産のむき栗も学校給食用には出回っておらず、 韓国産などの外国のものを使っていたという。