丹波ささやま農協 「うすいエンドウ」 の特産化めざす

2009.11.13
ニュース

 丹波ささやま農協は、 黒大豆、 山の芋に続く新たな農産物として 「うすいエンドウ」 の特産化を目指している。 栽培面積を、 昨年の1ヘクタールから今年は5ヘクタールに、 さらに3年後には10ヘクタールを目標とする。
 うすいエンドウは、 エンドウ豆の一種で、 グリーンピースより色が淡く、 柔らかいのが特長。 豆ごはんによく利用される。 明治時代に大阪府羽曳野市碓井 (うすい) 地区でアメリカの品種を導入し、 栽培が始まった。
 関西の市場では、 和歌山県産のうすいエンドウ 「紀州うすい」 が良く出回っている。 紀州うすいの流通時期は4月。 他の徳島、 兵庫県産は5月に流通している。 篠山市での収穫時期は5月下旬―6月上旬で、 市場にうすいエンドウが出回らなくなる時期に流通させることができ、 有利に販売できるという。

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