新型インフル 4―6歳も集団接種

2009.11.30
ニュース

 篠山市は、 新型インフルエンザワクチンの集団接種について、 「小学1―3年生児童」 (第1次) と、 「満4―6歳の就学前幼児」 (第2次) を対象に行うと発表した。
 接種は2回。 小学1―3年生は、 1回目を12月19、20日に、2回目は来年1月16、 17日に行う予定。4―6歳の幼児は、1回目を12月26、27日に、2回目を来年1月23、 24日に予定している。 いずれも、 丹南健康福祉センターで。
 いずれも、 接種日と時間は地域別に指定する。 なお、 ワクチンの確保状況によっては、 延期や中止もありえるという。
 各学校、 園を通じて申し込み、 ワクチン接種受診票と無料券が送付される。 在宅の幼児は、 個別に郵送で通知する。 集団接種の対象でない子どもは、 それぞれのかかりつけ医で接種する。 すでに感染した人を除き、 幼児と児童800人ずつを対象に見込んでいる。
 また、 接種費用は、 1歳から小学6年生までの1回目接種料3600円を全額補助する。 2回目接種は有料 (2550円)。 すでに接種を受けた人には、 接種済み証と領収書を添付申請すれば1回目接種料の同額を渡す。
 対象者約3300人分、 約1180万円を予算化し、 12月定例議会に補正予算を提案する。
 ワクチンの確保が難しいため、 重症患者発症率が高い小学校低学年と、 集団生活で感染率が高い幼児に対象をしぼった。 1―3歳の子どもは、 より安全に行うため、 かかりつけ医による個別接種がのぞましいとした。

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