丹波市教育委員会は11月30日の市議会総務委員会で、 市内において児童数の減少が著しい青垣地域で来年度、 小学校の統廃合を具体的に地域で考える地域協議会を立ち上げる方針を明らかにした。 同地域においては、 遠阪小学校の来年度の2、 3年生が計12人で、 市内初の複式学級となる予定。 また、 神楽小学校は2015年度に全校児童数が50人をきる見込みであることから 「すでに具体的な検討に入るべき段階にきている」 と判断した。
「市立学校適正配置等検討委員会」 で、 子どもたちが学習するうえで適正な規模 (1学年の人数、 クラス数) をまず示し、 それを根拠に統廃合を具体的に考えるべき緊急度の高い地域を明らかにする。
そのうえで、 学校統廃合には地域の理解が不可欠であることから、 今後、 青垣地域以外においても、 緊急度の高い地域から 「地域協議会」 の設置を働きかけていくという。