篠山市本庁1階に総合窓口

2009.12.14
ニュース

 篠山市は1月から、 生活に身近な多くの手続きを1カ所で行える 「総合窓口 (愛称 「ささっとフロア」) を市役所本庁舎1階に開設する。 取り扱い件数の多い主な手続きは、 総合窓口コーナーの 「届出窓口」 「証明窓口」 「医療・介護・年金窓口」 でまとめて行えるようにする。 また、 平日昼間に来庁できない人のために、 ▽窓口業務時間延長▽日曜窓口▽電話予約時間外交付―も行う。 市は 「市民が利用しやすい、 便利な窓口サービスをめざす」 としている。
 現在は市民課、 学事課、 課税課、 収税課、 市民課、 生活課、 地域福祉課、 医療保険課、 健康課に分かれている主な手続き事務を、 市民課と医療保険課の2課に集約する。
  「届出窓口」 は、 戸籍届出、 住民異動届、 印鑑登録・廃止、 斎場利用受付、 就学通知などを扱う。 「証明窓口」 では、 住民票の写しや戸籍謄抄本、 印鑑証明、 所得証明、 納税証明などを発行。 「医療・介護・年金窓口」 では、 年金、 健康保険、 介護保険、 母子健康手帳、 妊婦検診助成などの事務を扱う。 ただし、 相談を伴う手続きや、 審査に聞きとりが必要なものは扱えない。
 総合窓口開設に伴って配置換えを行い、 第2庁舎1階にある 「医療保険課」 を本庁1階に移転。 医療・介護・年金関係の手続きも本庁で対応できるようにした。 また、 第2庁舎の1階は、 福祉部門に加え、 生活課、 市民協働課、 人権推進課をおく。
 窓口業務延長は、 毎週火曜日の午後7時まで (通常は午後5時15分まで)。 平日昼間の内容に加え、 水道の開栓・閉栓、 料金収入に対応する。 日曜窓口は毎月最終日曜日の午前8時半―正午まで (年末を除く)。 電話予約時間外交付は住民票、 印鑑登録証明、 税関係の証明について、 当日に電話予約すれば、 午後5時15分―同8時の間に宿直室で受け取ることができる (月―金曜日)。
 12月25―30日に移転作業を行い、 来年1月4日から新体制をとる。 1階ロビーには、 現在と同様に総合案内員1人を置いて案内業務をする。

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