丹波署は、 昨年1年間に丹波市内で発生した刑法犯認知件数と交通事故件数をまとめた。 刑法犯は、 全体で521件と前年から41件減少し、 8年連続で減少。 交通事故も同じく減少したが、 高齢者の割合は依然として高い。 一方、 空き巣や自転車などの乗り物盗は増加傾向にあり、 同署は注意を呼びかけている。
刑法犯は、 侵入・窃盗、 粗暴犯、 器物損壊など、 多くの事案が減少したが、 乗り物盗の増加が目立った。 自転車盗は59件で前年比9件増、 自動車も15件で4件増えた。 オートバイも3件増え、 11件の被害があった。
また、 侵入盗全体 (80件) では減少傾向にあるものの、 空き巣が35件と16件増。 家人がいる際に盗みに入る 「忍び込み」 も14件 (前年比7件増) 起きた。 発生場所別では、 山南、 氷上地域が多く、 国道などの幹線道路沿いが目立つ。 被害に遭った大半の家が無施錠だった。