福知山市の業者を名乗る男に、 屋根瓦の修復と称し、 現金をだまし取られたとして丹波市内の男性が20日、 丹波警察署に被害届を提出した。 本紙1月17日号で報じた瓦修復詐欺と手口が酷似し、 領収書などに共通点がみられる。 同一犯の可能性が高い。
丹波署などによると、 昨年11月20日、 業者を名乗る男が男性宅を訪れ、 「5年前に屋根の工事をさせてもらった者だが、 保証期間内の無料点検を行っている」 と告げた。 屋根を見た男は、 「母屋は大丈夫だが、 納屋は修復が必要」 「材料費だけでいい」 と迫り、 男性は8000円を支払った。
男は 「明日、 工事に来る」 と告げて去ったが、 翌日になっても現れなかったという。