丹波市 入札広告に設計単価

2010.03.08
ニュース

 丹波市が春日町野上野で建設を予定している山東救急駐在所の新築工事の入札公告で、 実施設計書の一部に、 本来なら公表すべきでない設計単価が記入された内訳表がホームページ上で公開されていたことが、 5日開会の市議会定例会で明らかになった。
 市によると、 同駐在所の設計は、 設計会社に委託。 設計書の手直しを依頼した後、 単価を記入した内訳表のデータが紛れ込み、 そのまま公開してしまったという。
 市は、 「公告事務を行う際のチェックが不十分だったことが原因。 詳細は調査中」 としている。
 公告は1日に行われ、 2日夜に事業担当の消防本部職員が事態に気づき、 3日に公告を中止。 入札もいったん中止することを決めた。 18、 19の両日に電子システムで応札、 23日の開札予定だった。
 永井隆夫副市長は、 「改めて設計内容を変更したうえで再入札を行う。 全体の工期に関しては影響がないと考えている」 と話している。

関連記事