丹波市内で侵入盗被害が相次ぐ

2010.03.22
ニュース

 丹波市内で3月3―17日の間に、 空き巣などの侵入盗被害が相次ぎ、 11件発生した。 大半が施錠していた窓を破っており、 丹波署は 「近隣住民同士で声を掛け合うなど、 注意してほしい」 と呼びかけている。
 同署の調べでは、 山南地域が4件と最も多く、 次いで氷上で3件、 春日2件、 柏原、 市島がともに1件。 3、 4、 5、 6日と連続して発生し、 その後も、 9、 14、 17日と間を置かずに被害が報告されている。
 被害に遭ったのは、 戸建住宅のほか、 アパートや店舗などで、 総額約70万円。 現金や財布、 キャッシュカード、 商品券などが盗まれたほか、 テレビを持ち出された事例もある。
 11件中9件が窓ガラスを割って侵入しており、 いずれも住民らが外に出ている昼間から夕方にかけて起きている。
 現場付近や周辺も重点的にパトロールを強化している同署は、 「前年同期と比べれば件数は減少しているものの、 連続していることが気になる」 とし、 「家に大金を置かない。 近所の人と注意しあう。 窓の鍵を2重にする、 などの対策を講じてほしい」 と話している。

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