ちーたん商品化案でカラフルな靴下

2010.03.29
ニュース

 丹波竜マスコットキャラクター 「ちーたん」 に関連する商品アイデアを募った 「第3回丹波竜グランプリ」 の受賞6作品が決まった。 地元、 丹波市からは、 グッズ部門で下野順子さん (36) =氷上町=がグランプリに。 同部門準グランプリに亀井加奈さん (33) =同=が輝いた。 集まったアイデアは業者に公開され、 商品開発に活用される。
 下野さんの作品は、 カラフルなちーたんの体の色を生かした靴下。 亀井さんは、 ちーたんが描かれたランドセルカバーを考案した。
 食部門では野口秀孝さん (59) =神奈川県=の 「またまた発見!ちーたんのしっぽクッキー」、 自由部門では森本真実さん (49) =埼玉県=の 「ちーたんの卵…タイムカプセル郵便」 がそれぞれグランプリを受賞した。
 野口さんの作品は、 ぎざぎざがついたしっぽ型のクッキーに、 ちーたんの体にある小さな化石を配したもの。 森本さんは、 1億2000万年前の地層から発見された恐竜化石をヒントに、 卵型のタイムカプセルを考案した。
 同グランプリでは、 ▽食▽グッズ▽自由―をテーマに公募。 全国各地から168人340点のアイデアが集まった。
 受賞作品は、 丹波地域の業者の商品開発に役立ててもらうため、 ホームページ (http://www.tambaryu.com/) で公表しているほか、 市恐竜を活かしたまちづくり課 (0795・82・3869) で全作品を閲覧できる。
 同課は、 「今後は試作品開発の支援などを行い、 地域の人と一緒に商品を形にしていきたい」 と話している。

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