篠山市が職員懲戒処分公表の基準を改正

2010.05.18
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 篠山市は、 市職員の収賄容疑による逮捕を受けて、 市職員の懲戒処分の公表基準を改正した。 服務規律を正したり、 再発を防止するのが狙い。 市は、 他の市を調べた上で、 最も公開度が高い大阪市に合わせたとしている。
 これまで名前の公表は、 懲戒免職を対象にしていたが、 停職3カ月以上の処分のほか、 横領、 飲酒運転、 交通事故など社会的影響が大きい事案についても名前を公表することにした。
 また、 懲戒処分の中で最も軽度な 「戒告」 も含めて、 あらゆる懲戒処分について事案の内容を公表することを決めた。 名前の公表までに当たらない場合は、 職種、 年齢、 性別までを公表する。
 公表の方法は、 議会への報告、 市広報紙への掲載、 新聞社への記者会見とするという。

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