ミヤマアカネ目撃情報寄せて

2010.10.13
ニュース

 丹波佐治川自然の会 (長井克己代表) が、 丹波市内で赤トンボの1種、 「ミヤマアカネ」 の生息分布調査を行っている。 以前は一般的に見られたトンボだが、 近年急速に減っていると言われており、 調査を通して地域にどの程度いるのかを調べている。 同会は、 目撃情報を募っている。

 ミヤマアカネは、 里山の荒廃と共に数を減らし、 2003年に県のレッドデータCランクに登録された。 同トンボを環境指標に用い、 丹波市の自然度を調べ、 地図に落とし込む。
 市内の小学校4年生以上と中学生全員にミヤマアカネの写真や特徴を示したチラシを配布し、 情報を募っており、 これまでに10件以上の情報が寄せられている。これまでのところ、 佐治川流域と葛野川流域の佐治川水系からの情報が多く、 由良川水系からの情報がとぼしい。

 情報提供は、 同会事務局 (090・8651・7052、 FAX0795・87・0103、 ifse0 6@yahoo.co.jp)。

写真=遠阪で確認されたミヤマアカネのメス

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