篠山産業高校東雲校の生徒が肥育している肉牛が10月24日、 洲本市のアスパ五色で行われる年に1回の和牛品評会 「第92回県畜産共進会」 (JA全農兵庫主催) に初出場する。 同品評会には、 毎年、 高校生枠 「1」 が設けられており、 同校は県内5校が出場した予選に初出品し、 代表に決まった。
「畜産」 科目を履修している3年生10人が中心となって肥育している 「瑠璃号」 を出品。 2007年、 篠山市小多田産まれで、 08年から同校で肥育している。
生徒たちはふんの除去や体重管理、 えさやり、 洗浄、 ブラッシングなど、 まめに世話をしている。 また、 体をよく洗って本番に備えている。 大山千帆美さん (西紀中出身) は 「周りのプロの方にも、 東雲校は立派に育てていると思われるようにしたい。 ブラッシングして見栄え良く整えていきたい」、 新谷昌大君は 「体調管理をしっかりして、 愛情を込めて肥育していきたい」 と意気込んでいる。
品評会には、 県内の畜産農家が育てた牛が、 肉牛の部に65頭、 種牛の部に43頭が出場する。