毎日新聞社会部編集委員 中尾卓司さん

2016年07月28日

取材の体験をバネに
(なかお たくじ)大阪府池田市在住

 1966年(昭和41)篠山市西本荘生まれ。50歳。篠山鳳鳴高校、大阪大学文学部卒。90年毎日新聞入社、大阪社会部、東京外信部、ウィーン支局などに勤務。岡山支局次長、おおさか支局長を経て現職。大阪大非常勤講師として、現代ジャーナリズム論も講義。

 6月に丹波の森公苑で開講している丹波OB大学で講演した。「様々な経験を重ねてきたが、50歳になってやっと、自分のことを語れるようになった。みなさんも乗っていただき、リラックスして話が出来た」と笑顔。
 講演では、様々なニュースの現場での取材体験を披露。なかでも、7年前のオーストリアのウィーン支局勤務時に、プラハでの「核無き世界を目指す」というアメリカのオバマ大統領の歴史に残る名演説を聞き、記事にしたことが印象深いという。「この演説を聞いていたから、最近、話題のアメリカオバマ大統領の広島訪問時の17分間の演説と見比べられた。時代の変化を感じた」と言い、取材経験がバネになった。
 欧州滞在時には、コソボ独立、EU(欧州連合)の多くの国の国境審査廃止などにも遭遇。「イギリスのEU離脱問題が世界を揺るがしており、感慨深い」と当時を思い起こす。「パスポートをチェックすることなしに、陸続きの欧州の国々で自由に行き来出来るようになったのを目の当たりにした。その後も、イギリスは出入国にパスポートが必要だった」と語る。
 母校の旧雲部小学校時代に忘れられない思い出がある。小学2年の時に病気で自宅療養したが、担任の先生が毎日訪問し、勉強を教えてくれたという。「先生や友だちの励ましのおかげで、3、4年生と順調に過ごせた。療養中は、本をよく読んだ。本が好きになったのはこの時期があったから」と話す。
 「黒大豆の枝豆の収獲時に、帰郷したこともある。星もきれい。都会では味わえないふるさと。少子高齢化が気になるが、役に立つことがあれば、声をかけてほしい」。


 

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