おはぎ作り楽しむ インバウンド促進へ 関西国際大留学生

2024.02.07
丹波市地域観光

おはぎ作りを楽しむ参加者=兵庫県丹波市春日町野上野で

関西国際大学の留学生14人が兵庫県丹波市内を訪れ、おはぎ作りや弓道、座禅などを体験した。同市春日町野上野の「野上野まちづくり協議会」が観光庁の事業採択を受けて招いたもので、中国やベトナム、台湾出身の学生が日本の文化に触れた。

インバウンドの来丹を促すため、留学生の目から見た同市の魅力を聞いて事業に生かすことが目的。丹波三宝(丹波栗、丹波黒大豆、丹波大納言小豆)をはじめとする地域の食材を生かしたメニューを提供するレストラン「ゆめの樹食堂」では、市産のもち米や、丹波大納言小豆のあん、丹波栗や黒豆のきな粉などを使ったおはぎを作った。

同食堂のスタッフらを講師に、留学生らはもち米を丁寧に丸めたりし、おはぎが出来上がると、スマートフォンで写真を撮ったりして記念にしていた。

中国出身のゴ・カイセイさん(22)は、「中華まんを作るときと同じような感じだけれど、生地が柔らかくて伸ばすのが難しい。でも、食べるとおいしかった」とほほ笑んでいた。

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