丹波焼陶芸家 清水剛さん(篠山市今田町上立杭)

2018年01月21日

県芸術奨励賞を受賞

 芸術分野において優れた活動を行い、将来一層の活躍が期待される若手・中堅芸術家を称える「兵庫県芸術奨励賞」を受賞した。芸術文化の振興を目的に1993年に創設され、今年度は清水さんのほかに、バレエダンサー、オペラ歌手、トロンボーン奏者の計4人に贈られた。陶芸界では5年ぶり、丹波焼では9年ぶりの栄誉。

 受賞の一報に、「賞をいただけるほどの飛び抜けた活躍があるわけでもないのに、本当に僕でいいのですか、というのが最初の気持ち。海外で行ってきた陶芸文化のPR活動が評価されたのでしょうか」―。

 3年前、外務省の派遣事業でカナダに1週間滞在し、オタワやバンクーバーなど6都市で講演会やワークショップを開催。日本のものづくりの精神と哲学、丹波焼の魅力を伝えた。「カナダの陶芸事情についてはまったく不明だったので不安でしたが、どの会場でも反応はすこぶる良かった。想定外の質問もたくさんあったが、かえってそのことが刺激となり、見聞を広めることができました」と振り返る。一昨年には韓国でも「丹波の茶陶」をテーマに講演を行った。

 「陶芸は日本が世界に誇れる文化。その中でも丹波焼は魅力的な窯業地だと自負している。これからも積極的にPRしていきたい」と力を込め、「そのためには説得力を身につけないと。自分自身の技と陶芸に対する考えを深めていかなくてはいけません」と話す。

 古丹波から続く、器の表面に施す装飾技法の一つ「猫掻紋」を用いた「刻紋シリーズ」や「塩釉」を施した薪窯作品を持ち味に、毎年個展や展覧会を開催するなど精力的に活動している。42歳。

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