氷上町横田の看板制作会社経営、 正呂地庸晃さん (0795・82・0439) が、 山南町上滝で発見されたティタノサウルス類の恐竜を模型化した子ども用遊具を2種類制作した。 馬のおもちゃの要領でまたがるタイプと、 腹の部分にくぼみを作って頭にかぶれるタイプ。 「イベントなどで子どもたちに楽しんでもらえれば」 と話している。
またがるタイプは、 高さ90センチ、横90センチ、幅30センチ。 看板文字に使う資材をはり合わせてかたちを作った。 またがる際に邪魔にならないよう、 頭部には半回転する細工を施した。 かぶるタイプは、 高さ1メートル、横1メートル、幅40センチ。 発泡スチロールを使って、 またがるタイプより軽くした。 腹部に大人の頭が入るくらいの穴を設けている。
2週間ほどかけて制作。 表面には石こうと塗料を塗って、 荒れた感じの肌合いに仕上げた。 正呂地さんは化石発見後、 恐竜をかたどった交通安全看板も制作しており、 2種類の遊具は恐竜アイテム第2弾。 前作が平板だったため、 今回は初めて立体模型に挑戦した。 「まずまずの出来栄え。 色の選択に迷いました」 と話している。