丹波市議会の前川豊市議員 (61) =柏原町柏原=が26日午前10時から柏原自治会館 (旧丹波市教育委員会) で、 柏原赤十字病院 (日赤) の存続に向けて参加者と意見交換する 「日赤病院の存続に向けて語る会」 を開く。 丹波市民をあげて 「日赤病院を守る会 (仮称)」 を発足させ、 日赤県支部長でもある井戸敏三県知事に、 さらなる理解を求める運動を展開しようと提案する。
丹波市が、 日赤の再構築のための公的支援の方針を明らかにしており、 さらに、 日赤の存在は、 地域医療を守るのはもちろんのこと、 柏原のまちづくりにも大きく影響する問題だという立場で、 参加者と意見を交わす。
また、 柏原地域内に配布した折込チラシを利用し、 ▽県立柏原病院に対し優先的に支援すべき▽日赤病院の存続は絶対に必要だ―など5つの選択肢を入れたアンケートも実施。 今後の運動の参考にする。
前川議員は 「市民に問題提起し、 『守る会』 の発足など、 次の動きにいくきっかけづくりにしたい」 と話している。
市議会の清政会と公明党は 「丹波市が病院に対して行なう公的支援は、 県立柏原病院を最優先にすべき」 との政策提言を行なっている。