NPO法人いちじまライフネット (余田節哉理事長) 主催の 「医療勉強会」 が7月28日、 ライフピアいちじま (市島町上田) で開かれた。
丹波新聞社の足立智和記者が、 丹波市の地域医療の状況を説明したほか、 竹田医院の竹田淑恵院長が 「かかりつけ医の役割」 と題して講演。 参加者と健康や医療について意見を交わした。 足立記者は 「医師を守ることが、 ひいては自分の命を守ることにつながる。 いかに医療に対して理解のある地域かを訴えるべき。 医師に診てもらった際に感謝を表す 『ありがとう運動』 を進めてはどうか」 と話した。
竹田院長は、 救急車を利用しなくてもよいように、 早い段階で検診を受けることを呼びかけた。 また、 飲み忘れた薬は何に効く薬なのかを理解したうえで説明書と一緒に保管しておけば、 夜中などに調子が悪くなった時に利用できることもあるとアドバイスした。 また、 「かかりつけ医は、 いざという時の精神的な支えになるもの。 人生のアドバイザーでありたいと思っている。 気軽に受診してもらう方法を模索している」 と話した。