住民の立場で県立柏原病院を支援しようと、 ボランティア有志が24日午前8時から、 同病院正面玄関周辺で、 草刈や植え木のせん定作業を行う。 主催者は、 広く参加を呼びかけている。
柏原町総代協議会 (古本克己会長)、 同町保健衛生推進協議会 (村上龍平会長)、 柏原ライオンズクラブ (木村修会長) の3団体が 発案した。
「県立柏原病院の小児科を守る会」 の母親たちの医師の負担軽減への呼びかけや、 感謝のメッセージを募る 「ありがとうポスト」 の設置などの取り組みを知り、 「自分たちも何かできる支援がないか」 と相談。 美化活動実施を決めた。
道具 (軍手、 草刈機やせん定ばさみ) や飲み物など、 必要なものは全て参加者自身で持参する。 午前10時ごろには作業を終える予定。
発起人の1人、 古本会長は、 「老若男女、 住民こぞって参加して、 病院を支えよう」 と呼びかけている。 問い合わせは古本会長 (090・3487・0697)。
草刈はこれまで、 毎年夏に天理教信者がボランティアで行うほかは、 職員有志で時折行っていた。 植木のせん定は、 シルバー人材センターに作業を委託していた。 同病院の林一路管理局長は、 「職員では手が回らず、 ありがたいこと」 と、 感謝している。