丹波市救急対策会議の初会合が12月27日、 氷上保健センターで開かれた。 消防本部からの救急搬送状況の報告、 各病院からの状況報告などがあった。
県立柏原、 柏原赤十字、 大塚の3病院、 丹波市医師会、 市消防本部、 柏原健康福祉事務所の代表らが出席。 座長を務める辻重五郎市長は、 「市内の救急医療をどうすればいいのか、 市が取り組むべき方向を提示してもらえれば」 とあいさつした。
消防本部は、 救急搬送の県立と日赤のダウン分が管外、 大塚への増加となって現れており、 市外搬送が4割程度となっていること、 夏以降、 大塚への搬送数が県立を上回っていることなどを報告。
意見交換では、 各病院が、 疾患別輪番、 各病院の役割の再検討、 1次救急と2次救急の分離、 輪番当番病院の市民への広報の必要性、 他圏域の病院との連携などに関して意見を述べた。
1月に再度会議を開き、 個別のテーマを検討する。 市は、 3月末までに検討結果をまとめる意向。