大塚病院 (氷上町絹山、 田中收院長) が3月3日から、 整形外科外来を始める。 常勤医を新たに1人迎え、 手術を応援する非常勤医師2人体制で診察にあたる。 3月の外来診察は、 月、 水、 木、 金曜。 4月からは、 月、 火、 木、 金曜。 受付時間は、 午前9時から午後零時半まで。 当面、 火曜と木曜の午後を手術日にあてた。
これまで同病院整形外科は、 非常勤医が、 同病院の療養病床の入院患者などを対象に手術を行っていた。 年間の手術件数は30件ほどで、 多くを県立柏原病院に送っていたが、 柏原病院整形外科の診療縮小に伴う受け皿として、 外来患者の診察、 手術を行う。
常勤医として赴任するのは、 元姫路赤十字病院整形外科部長で民間病院の院長なども務めた細谷徹氏 (62)。 関節、 中でも股関節が専門。 柏原赤十字病院の整形外科立ち上げ準備のため、 1年間非常勤で同病院で勤務した経験もある。
事故による開放骨折などは、 当面は受け入れず、 手術は高齢者の疾病を中心に行う方針。
同病院を運営する特別医療法人敬愛会の大塚久喜理事長は、 「柏原病院が担っていた外来部分は、 補完できると思う」 と話している。