食品会社 「エポック・ヴァーグナー」 (丹波市山南町谷川、 清水昭景社長) が、 中国産の竹の子の水煮など3品を 「国内産」 と偽って同市山南地域の幼・小・中学校 (約1400食) の給食用に納入していたことが分かった。 同社の清水社長は 「給食を食べている子どもたち、 保護者、 関係者に深くお詫びする」 と謝罪した。 市教育委員会は同社からの納入を中止。 「信頼している地元業者の産地偽装は裏切り行為だ」 として丹波署に被害届を出し、 賠償請求も検討している。
同社や市教委によると、 産地を偽っていたのは、 竹の子の水煮、 乾燥シイタケ、 ひじきの3品目。 同社が給食食材を扱い始めた2005年5月から今年1月までに、 いずれも中国産の竹の子の水煮約251キロ、 乾燥シイタケ約23キロ、 ひじき約4・5キロを納入した。