春日給食センター 管の腐食進み取り替え

2008.06.03
ニュース

 丹波市は、 春日給食センター (春日町野村) の蒸気配管の取り替え工事を行う。 炭素鋼鋼管の腐食が進み、 配管がもろくなっているため、 ステンレス管に全面改修する。 丹波市教育委員会は、 腐食の原因を、 蒸気に含まれる塩素イオンと、 通気の悪い床下に管が設置されていることと見ている。 建設当初は10年間の耐用年数を見込んでいた管が、 見込みの半分に満たない期間で交換される。
 市教委が、 県立工業技術センターや民間の検査会社に調査を依頼したところ、 ▽水に含まれる塩素イオンが腐食を早めている▽床下にある空間 (地下ピット) が狭く、 通気がないため、 蒸気管の結露が発散せずに常に湿気た状況にあり、 管に巻いた保温材が保湿効果となって管の外側にサビが発生する―などの複合的要因が指摘されたという。

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