篠山市内における救急医療体制について検討する 「第5回市救急医療体制調整委員会」 (委員長=山鳥嘉彦市医師会長、 12人) が9月26日、 篠山市民センターで開かれた。 市内の救急受け入れの充実に向けた新たな体制づくりを10月1日からスタートする予定だったが、 市が示した案を再度練り直すことになり、 延期された。 また、 現場の情報交換やネットワークづくりのため、 同委員会内に救急担当医師や消防救急隊員らでつくる救急医療の検討チームを新たに設けることを決めた。
検討チームは、 10月中ごろに第1回会議を開き、 月1回ペースで会議を開く予定。 20人ほどの救急現場スタッフの参加を予定している。 次回調整委は11月に開く予定。
市は 「搬送時間の短縮と受け入れの拡充が現在の市の課題。 これ以上救急医療の低下を防ぐには、 関係者がチームとして考えなければならない」 と話している。