県病院局は、 「県立病院改革プラン (案)」 (2009―13年度) をまとめ、 パブリックコメントを募集(http://web.pref.hyogo.jp/ha0 1/ha0 1_000000030.html)している。 県立病院全体計画と、 各病院の個別の改革プランがある。 県立柏原病院に、 今年度中に総合診療科を設置することが盛り込まれている。 11日まで。
県立柏原病院の基本的な方向は、 「当面は現行の診療機能を維持しつつ、 医師確保等により、 診療機能回復をめざす」。 具体的には、 ▽丹波医療圏の小児、 周産期医療の中核的な役割を担う▽他の医療機関と連携し、 がん、 循環器疾患などの政策医療を中心に一定の地域医療を担う―としている。
ベッド数は、 今と同じ303床を維持。 診療機能の高度化として、 総合診療科設置と医師確保による診療機能の確保をあげている。 再編・ネットワーク化では、 同病院と柏原赤十字病院の役割分担の明確化と連携の推進、 篠山病院を含む3病院の連携、 役割分担を検討するとしている。
収益面では、 07年度の15億5600万円の赤字を13年度には半減させ、 6億7800万円とするのが目標。
意見は、 県病院局企画課企画係 (〒650―8567 神戸市中央区下山手通5―10―1、 電078・362・3223、 FAX078・362・3322、 Eメール byouinkikakuka@pref.hyogo.lg.jp) へ。