バンクーバー五輪

2010.03.04
丹波春秋

 バンクーバー五輪が終わり、丹波家の夕餉もしんみり。親父の聞太「圧巻は、やっぱり真央ちゃんの悔し涙やったのう。『長かったというか、あっという間だった』と言うたきり…。彼女はほんまにようやったよ」。▼妻テレ代「金メダルは取れなかったけど、キム・ヨナがいてこそのドラマやったね。フィギュアと言えば、一昔前までは、すらっとした白人の選手に見とれるばかりやったけど、東洋人が金、銀を占めるなんて、信じられへん。アジアの時代が来たんやね」。▼娘ミー子「中国、韓国がメダル争いで上位に食い込んでいるのに、日本はちょっと物足りん気もする。せやけど、オリンピックは国威発揚のためにあるんやないさかいなあ。何か、きらりと光るとこがあったらええんやと思う」。▼息子ハー吉「そう言うたら、女子ボブスレーで、成績は悪かったけど、富士山や桜、着物などをデザインした綺麗なソリが会場を沸かせとった。女子カーリングは選手が皆きりっとして、堂々と渡り合ってた。成績とは関係なく感動したな」。▼聞太「イヌイットのオブジェがロゴマークになっとったけど、選手団にも先住民がもっと入れるようになってほしいね。それから、バックの山々に雪が全然ないのが気味悪かった。これも温暖化かいや?色々考えさせられたのう」。(E)

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