丹波圏域医療確保対策圏域会議が8日、 篠山市民センターで開かれ、 丹波地域6病院長、 両医師会長らが意見交換した。 同会議は昨年は開かれず、 2年ぶり。
事務局の柏原健康福祉事務所が、 救急医療、 へき地医療、 周産期、 医療、 小児救急の現状を報告。 各病院長が各病院の取り組みを報告したのに続き、 意見交換した。
ある病院から、 輪番の当番病院が連休中や連休の前日に患者を受け、 その患者に外科的治療が必要となった時に、 自院で対応困難な場合の受け入れ先がなく困っているといった意見が出されたのに対し、 別の病院が外科医が当直でない場合でも、 当直医を介して外科の受け入れの可否をたずねてもらっていいといった意見が出された。
また、 にしき記念病院は、 増床を検討していることを明らかにした。