第2火曜に「医療大学」 健康と地域テーマに

2010.07.13
丹波の地域医療特集

 丹波医療再生ネットワーク (里博文代表) が13日午後7時半から、 柏原公民館で 「丹波医療ざわざわカレッジ」 を開く。 毎月第2火曜の夜に定期開催し、 医療や健康に関する講話と、 医療制度や地域医療の現状を伝え、 読み解く視点を解説する講話の 「2時限」 で構成する。 無料で、 誰でも参加できる。
 初回は、 1限目が、 県立柏原病院医長の河悟さんの 「いざという時の胸痛とその治療」、 2時限目が同ネットワークによる 「病院から医師がいなくなった理由?」。
 1時限目の健康探究講座は1話完結、 2時限目の地域医療講座は1年を通して考える。
 現時点で決まっている予定は、 ▽8月10日=まちぐるみ健診のデータの見方、 病院から医師がいなくなった理由?▽9月14日=脳こうそくについて (仮)、 底を打った?丹波の医療崩壊―。
 同ネットワークは4年前に設立。 盆、 正月、 祝祭日を除く毎週火曜の夜に定例会を開き、 勉強を重ねてきた。 成果を市民に還元すると共に、 広く医療問題を考えてもらおうと企画した。
 里代表は、 「医療問題に関心を持った市民が、 『ざわざわ』 することが医療再生につながっていく。 1回目の話が今後のベースになるので、 ぜひ参加を」 と呼びかけている。
 里さん (0795・80・1201)。
  

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