県立柏原病院 (大西祥男院長) が、 日本小児科学会から、 安全で質の高い医療を提供する担い手となる優れた小児科医を育成する 「小児科専門医研修施設」 の認定を受けた。 県内18施設目で、 西脇、 三田、 福知山の近隣市の市民病院は未取得。
これまでは、 神戸大学の小児科医局に入局した人でなければ、 同病院で研修しても専門医の受験資格が取れなかったが、 医局派遣でなく、 同病院に就職した医師にも小児科専門医の資格を取得する道が開ける。
総合病院であることや、 一定の規模、 入院患者数などと、 医学雑誌など図書の充実度や症例検討会の開催状況、 指導体制などの制約がある。
同病院には現在、 酒井國安医療監、 梁川裕司部長、 和久祥三、 与茂田愛両医長の4人の専門医がおり、 「専門医3人以上」 の要件をクリアした。 認定期間は5年間。