辻重五郎丹波市長は12月10日に開いた緊急の市議会議員総会で、 県立柏原病院と柏原赤十字病院のあり方について、 県が設置準備を進めている 「あり方検討会」 に加わる意向を示した。 議員によると、 市長は両病院を維持継続することは難しく、 この機会に統合して機能強化をとの考えを表明し、 検討会に加わる意向を示したという。
同総会と、 9日の議会運営委員会 (非公開) で説明。 議員によると、 市長は8日に県庁で太田稔彦・県健康福祉部医監らと面談。 席上、 2病院のあり方を考える会議の設置を検討していると伝えられ、 市としての考えを明らかにするよう求められたという。
辻市長は、 相談するとして、 その場では結論は述べず、 持ち帰ってきたと経緯を説明した。
辻市長は、 「今、 丹波市が動かないと時期を失する」 との意向を市議に示し、 「統合」 の考えを持って話し合いに臨む姿勢を示したという。