全国コンクールで入賞 「下中弥三郎」題材に 篠山市視聴覚ライブラリー

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 篠山市視聴覚ライブラリー (篠山市中央図書館内、 同市西吹) が制作したビデオ作品 「篠山が生んだ偉人―百科事典をつくった男 下中弥三郎」 が、 「全国自作視聴覚教材コンクール」 (日本視聴覚教育協会主催) の社会教育部門で次点となる優秀賞を受賞した。 同部門には60点の応募があった。

 作品では、 平凡社を創立し、 百科事典の出版に力を注いだ下中氏の教育に対する思いと、 百科事典刊行までの経緯などを説明しながら、 人となりを紹介。 下中氏の幼少期から晩年までの写真や、 懐中時計や筆、 メガネなどの愛用品のほか、 世界平和に向けて当時のアメリカ大統領ジョン・F・ケネディに送った要望書の返書など、 ゆかりの品々を映像化した。 生まれ育った丹波焼の里、 今田町立杭集落の風景も織り交ぜ、 15分間の作品にまとめた。

 審査委員からは 「上手に編集し、 手際よく人物を紹介している」 として評価された。

 昨年11月、 下中氏の没後50年を記念し、 下中氏が立ち上げに尽力した 「世界平和アピール七人委員会」 のシンポジウムが市内で開催されたことなどを契機に、 多くの市民に下中氏を知ってもらおうと、 ビデオ教材作りを行った。

 ライブラリー職員の見晴彦さん (36) は、 「市内には、 まだまだ偉人がおられ、 また新しい偉人が今後も登場されると思うが、 その方々を映像を通して身近に感じられるような作品づくりをしていきたい」 と抱負を語った。

 同ライブラリーは、 同部門で2006、 08、 11年の計3回、 トップの文部科学大臣賞に輝いている。

 受賞作品は、 「丹波篠山インターネットTV」 (「丹波篠山テレビ」 で検索) で公開しているほか、 中央図書館でもDVDとブルーレイで貸し出しを行っている。 また、 市内の全小・中学校、 養護学校に教材として活用してもらおうと、 DVDを配布した。

 

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