熱中症疑い重症例も 救急搬送7月23人 17日の柏原 37.9度

2018.07.20
丹波市

 西日本豪雨災害後に近畿地方の梅雨が明け、丹波市も記録的な暑さが続いている。気象庁アメダス(柏原)は、17日午後1時11分に日最高気温37.9度を観測した。1978年の観測開始以来3番目の高温で、7月では過去最高。

 16日は37.6度、15日は37.2度。通年で5番目、11番目。7月としては過去3、4番目。14日も35.6度と3連休は猛暑日となった。

 丹波市消防本部によると、この3連休だけで16人(14日3人、15日8人、16日5人)が熱中症の疑いで救急搬送された。

 14、15の両日行われた丹有中学総体ではソフトボールで1人、女子ソフトテニスで2人の3人が救急搬送された。

 熱中症疑いの救急搬送は、6月12人、7月23人(16日まで)。3週間以上の入院加療が必要と見込まれる「重症」者が70代と80代の男性各1人、80代女性で1人の計3人発生している。1日以上の入院が必要な中等症も数例発生しているなど、高齢者を中心に重症例が出ている。

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