その名は「ケロッとバーガー」 ”あの生き物”の肉使い 高校生開発、「うまいもん甲子園」出場

2020.08.27
地域

「篠山ケロッとバーガー」を開発した自然科学部実験班の長澤さんと三角さん(右)=2020年8月18日午後1時23分、兵庫県丹波篠山市福住で

兵庫県丹波篠山市にある篠山東雲高校自然科学部の3人が、特定外来生物のウシガエルを使った和風ライスバーガー「篠山ケロッとバーガー」を開発した。但馬牛やコシヒカリなど県内産の食材を主に使用した。バーガーは、全国の高校生による創作料理コンテスト「ご当地!絶品うまいもん甲子園」(全国食の甲子園協会主催)の1次審査を通過。28日にリモートで行われる近畿エリア大会(2次審査、5校出場)に初出場する。

メニューを開発したのは、同部実験班の長澤碧唯さん(2年)、三角玲緒さん(同)、古城颯真君(1年)。ウシガエルの捕獲から調理までを全て自分たちで行っている。

同部は4年前から、市の「農都ささやま外来生物対策協議会」と連携し、篠山城跡の堀に生息する外来生物の駆除に取り組んでいる。

捕獲したウシガエルは、その命を活用しようと堆肥にしてきたが、もともとが食用であることにも着目。同校にしかできない地域の特産品を開発しようと大会への挑戦を決めた。

バーガーに使うパティには、ウシガエルの足の肉と但馬牛の合挽きミンチを使用しており、ウシガエルの肉のみずみずしさが牛肉の旨味を引き立てる。バンズは県内産のコシヒカリで作り、しょうゆを塗って焼きおにぎり風に。試作を重ねた黒豆みそを使ったソースをからめる。

長澤さんは「自信作。特にハンバーグとソースを味わってほしい」と話す。

9回目を迎える「うまいもん甲子園」は、地元食材を使った料理のアイデアを競う。書類選考による1次審査には104校353チームがエントリー。全40校が、全国8エリアの各大会(2次審査)に進んだ。各エリア大会ではレシピとプレゼンが審査され、10月に東京で開かれる決勝大会へは、各エリア代表など9校が進出する。

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