花のお弁当箱作ったよ 「ビタミン”F”で癒やしを」 親子連れらフラワーアレンジメント

2020.10.25
地域

ガーベラなどを使った「花のお弁当箱」を作った子どもたち=2020年10月25日午前11時1分、宮城県石巻市で

宮城県石巻市の「ささえあいセンター」で25日、フラワーアレンジメント講座が開かれた。日本園芸療法学会認定上級園芸療法士の菊川裕幸さん(31)=兵庫県三田市=が講師を務め、地元・石巻産のガーベラなど色とりどりの花を使った「花のお弁当箱」作りを紹介した。

NPO法人「石巻復興支援ネットワーク」(兼子佳恵代表)の主催。参加した親子らは、思い思いの花を木枠の”弁当箱”に詰め込んだ。「きれい」「かわいいでしょ」などと歓声を上げる子どもたちに、親たちは優しいまなざしを向けていた。

コロナ禍で急激に冷え込んだ花きの需要を喚起する農水省の「花いっぱいプロジェクト」を活用した取り組み。菊川さんは、「とても立派なガーベラ。すごい技術を持った人が地元にいることを知って」と呼びかけ、「花には心を癒してくれる『ビタミンF(フラワー)』の効果がある。みんなも花を好きになってほしい」と呼びかけていた。

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