シカ肉をドッグフードに 猪肉店とブリーダー開発 「安心安全なおやつ」

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共同開発したドッグフードを手にする、おゝみやの大見春樹代表、泉山さん、西村さん(左から)=2022年6月11日午後5時32分、兵庫県丹波篠山市乾新町で

兵庫県丹波篠山市でドッグランを開設しているブリーダーの泉山友子さん(49)=大阪府箕面市=と、丹波篠山市の老舗猪肉専門店「おゝみや」が、野生のシカ肉を使ったドッグフードを共同開発した。昨年建てたおゝみやの自社工場で加工。害獣として駆除されるシカの肉の有効活用にもつなげる。泉山さんは「無添加で、ローカロリー。安心安全なおやつ」と話している。

商品は、▽ジャーキー▽内臓ミックスフード▽スペアリブ▽背骨▽ハゴイタ▽筋腱ミックスフード▽皮―の7種類。県内産のシカ肉を、85度の室内で8―12時間乾燥させている。添加物は一切使用していない。猪肉の皮を使ったドッグフード1種類も共同開発した。

泉山さんが飼育するラフ・コリーに「試食」させながら、堅さや大きさを工夫。食べ応えのある、大型犬向けに仕上げた。

シカ肉は、低脂肪、高たんぱくで、肉類の中で最も栄養価が高いとされる。泉山さんは「脂質の摂取が気になる愛犬には最適」とアピールする。

泉山さんのドッグランと、おゝみや特別顧問の西村忠夫さん(74)の自宅が近所という縁から、ジビエを生かしたドッグフード開発事業を展開していたおゝみやと、専門知識を持つ泉山さんのタッグが実現。食用にするまでのハードルの高さから、廃棄されることが多い野生のシカ肉の活用に着目した。

広いドッグランをつくれる場所を探していた泉山さんは、丹波篠山の地と巡り合い、2019年末に300坪のドッグランを開設。週末には丹波篠山を訪れ、6匹のラフ・コリーと1匹のイングリッシュ・コッカー・スパニエル、6匹の子犬を走り回らせている。

ドッグフードは、泉山さんが手掛ける犬向け商品を取り扱うブランド「ジャック&シャーロット」のホームページから購入できる。

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