丹波篠山市出身の中森俊介投手が所属するプロ野球・千葉ロッテマリーンズと連携協定を結んでいる同市が、ZOZOマリンスタジアム(千葉市)で協賛試合「丹波篠山黒豆ナイター」(千葉ロッテ対日本ハム)を開催した6日、よりムードを高めようと、市職員有志らがロッテのTシャツを着て業務を行った。
「NAKAMORI」の名前と、背番号「56」が入った球団公式のTシャツ。主に所属課でデスクワークをしている際に着用し、会議や外部に出る際には通常の服装に着替えた。
まちづくり部の酒井正幸さんが発案。協賛試合は昨年も開催しており、「会場が千葉なので、もっと市内の皆さんにも開催していることを知ってもらいたい」と企画し、呼び掛けに応じた約60人の職員がTシャツを購入した。
中森投手は出場しなかったが、試合は5―4でロッテが勝利。試合前にはデカンショ節が披露されたほか、味間小学校6年の宮田和奏さんが始球式を務めるなどして球場を盛り上げた。
酒井さんは、「市民を挙げて中森投手を応援していきたい」と言い、「試合に出場するときにはまた着たい。その日を楽しみにしています」と話していた。