22日は二十四節気の一つ「小雪」。冷え込みが厳しくなり、雨から雪に変わるころとされる。
この日の最低気温は10度を下回ったものの、雪の季節にはまだ遠い兵庫県丹波篠山市。カメラを手に林の中に入ると、綿を丸めたようなふんわりとした体に、長い尾羽が特徴的な野鳥「エナガ」と出合った。
全長約13センチ、体重は8グラムほど。北海道に生息する亜種「シマエナガ」は頭部全体が白く、”雪の妖精”とも呼ばれる。
本家には及ばないまでも、エナガの体も雪のような白。季節的な移動をしない「留鳥」だが、小雪の日にうれしい出合いだった。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)