兵庫県丹波市内3高校有志による高校生が創る未来への架け橋プロジェクト、芦田自治振興会、芦田集学校(リングロー)など4団体が共催する初めての「芦田ふれあいランタンフェス」が18日午前10時―午後6時、芦田集学校(旧芦田小学校、同市青垣町田井縄)で開かれるのを前に、関係団体が12日、最終ミーティングを開き、会場レイアウトや役割分担を確認した。午前10時から認定こども園あおがき園児の太鼓演奏でステージイベントが始まり、飲食物販のバザー、各種イベントを経て明かり点灯は午後5時。
芦田自治振興会は、囲碁ボール大会、モルック体験会と、来場者がデータを持っている携帯、スマートフォン内の写真を希望により印刷し、展示する写真展を開く。
リングローは、eスポーツ体験、プログラミング体験のほか、アマゴの塩焼き、揚げちくわサラダを販売。10店が出店する雑貨や食品を販売する「芦田マルシェ」を開く。
高校生は、ランチルームをランタンで彩るほか、校舎のあちこちにペットボトルのランタンを置き、足元を照らす。午前10時―午後4時まで、ランタンづくりワークショップを開く。
高校生が参加を呼び掛けたキッチンカー3台のほか、廃校でイベントを開くグループ「ガチ文化祭」が、ラーメンや餃子などの屋台を出店する。
ステージイベントは、園児の太鼓演奏のほか、氷上西高(太鼓部、吹奏楽部、ダンス部、ギター同好会)、柏原高校ギター部が出演。「ガチ文化祭」はアマチュアバンドの演奏、大喜利大会などを予定している。
それぞれ単独でイベントを開いていた4団体が、開催時期を調整するなどし、合同開催する。
足立秀一自治振興会長(72)は、「普段話す機会がない高校生と一緒にイベントができる。園児から高校生、大人、高齢者の全世代が参加する、こんなイベントはない」と喜んでいる。