春のお仕事 ミツバチせわしなく 蜜や花粉求め飛び交う

2024.03.15
丹波篠山市地域自然

ヒメリュウキンカに飛来するミツバチ。後ろ脚には花粉団子が見てとれる。せっせとお仕事中だ=2024年3月14日午後1時16分、兵庫県丹波篠山市大山宮で

兵庫県丹波篠山市では14日、最高気温が13度と、ようやく春の気配を感じられる一日となった。野辺を彩り始めたさまざまな花に、蜜や花粉を求める小さな生き物が飛び交っている。

同市大山宮の栗林では、林床に鮮やかな黄色のアクセントを添えている「ヒメリュウキンカ」に数匹のミツバチが飛来。花から花へと飛び回り、せわしなく蜜や花粉を集めていた。

厳しい冬を乗り越え、待ち焦がれていた季節の到来を喜ぶかのように、力強い羽音を立てながらせっせと蜜を集め、脚には花粉団子をくっつけながら春の味覚を満喫していた。

【丹波新聞むし部】

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