自転車は「怖い乗り物」 小学校で交通安全教室 けがしない運転学ぶ

2024.06.04
丹波市地域

模擬コースで交通ルールを守った自転車の乗り方を学ぶ3年生=兵庫県丹波市氷上町石生で

兵庫県丹波市立東小学校3年生の交通安全教室が、同校であった。47人が自転車の乗り方を教わり、模擬コースで走行訓練を行い、誰かをけがさせず、自分もけがしないよう交通ルール順守を誓った。

模擬コースの走行訓練では初めて、歩道の走り方が加わり、歩道の右側(車道側)寄りに走ることを教わった。交差点がある信号機での二段階右折、見通しの悪い交差点から大通りへの進入の仕方など、重大な事故に巻き込まれないよう慎重に左右や後方確認をすることの重要性を学んだ。

石生駐在所の中島大地さんは「自転車で校区内を乗れるようになる。思っている以上に怖い乗り物なので、しっかりルールを守り、誰かを傷つけたり、自分も傷つかないようにして」と講評。児童の一人は「右左右、後方を確認し、事故に遭わないようにしたい」と話した。

PTA健全育成部(田原利治部長)主催。学年活動で実施。丹波署、丹波市交通指導員のほか、地元の自転車タイヤ専業メーカー「パナレーサー」が協力した。

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