農村の初夏 ダイサギがのんびりと「食事」 新緑とコントラスト鮮やか

2024.06.01
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新緑の苗が並ぶ水田で「食事」を楽しんでいるダイサギ。農村の初夏ならではの景色=2024年6月1日午後3時12分、兵庫県丹波篠山市内で

兵庫県丹波篠山市内の水田を悠々と歩き回っているのは野鳥のダイサギ。のんびり散歩中かと思いきや、突然「シュッ」とくちばしを水に突き刺し、パクパクと「食事」に励んでいる。

水田はカエルや虫など生き物の宝庫でもあり、鳥たちにとっては貴重な栄養源。農業が豊かな生態系の維持に一役買っていることがうかがえる。

新緑の苗と白いサギのコントラストは「農村の初夏」ならでは色合い。何気ない景色の中にもはっとするような美しさが潜んでいる。

「ただし、苗は踏まないように」と小声で注意しておいた。

シュッ

【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)

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