兵庫県丹波市の認定こども園あおがきの園児が3日、一日遅れの「節分遊び」を楽しんだ。「鬼は外、福は内」と大声で言いながら、豆に見立てた丸めた新聞紙を、段ボール製の大きな赤鬼、青鬼にぶつけた。
2歳児23人は、色紙などで作った鬼の角を模した面をかぶり、画用紙で作った鬼ポシェットから「豆」を取り出し、「イヤイヤ鬼をやっつけろ」などと、鬼目掛けて新聞紙を投げた。
未就園児の親子連れ6組も参加し、協力して鬼を退治すると、おたふくの面に着物姿の「福の神」が現れた。福の神は、園児たちに幸せが来るよう「よしよし」と頭をなでて回った。園児たちは「楽しかった。鬼はこわくなかった」と興奮気味に話していた。
伝統行事遊びのひとつ。2日の節分は、日曜で休園だった。誤嚥防止のため、大豆は使わず実施した。