”記憶商店街”が好評 昭和にあった店を地図に 下駄屋、ブリキ屋なども

2025.04.01
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「谷川記憶商店街」が掲載された広報誌を手にする久下自治振興会の清水会長と畑部長=兵庫県丹波市山南町谷川で

兵庫県丹波市山南町の久下自治振興会が制作したマップ「谷川記憶商店街」が好評を呼んでいる。昭和時代に久下地区にあった商店を住民らの“記憶”に基づいて記したもので、広報誌「久下の里ひろば」の2月号に記載し、約1000部を全戸配布。同振興会に「買えるのか」という問い合わせがあったり、「同窓会に持って行く」との反響が寄せられたりしているという。

マップには200店舗近い商店名がずらり。現在も残る医院や理美容室のほか、下駄屋、アイスキャンディー屋、おけ屋、人形屋、みそ屋、ブリキ屋など“昭和感”あふれる専門店名も。

「今住んでいる人も知らなかった店もあり、いろいろな発見があった」と、広報部の畑美和子部長(50)。家族の中で、思い出話で盛り上がったという話も聞いたという。

昨年6月から、久下地域づくりセンターに地図を貼り出し、付箋を貼ってもらいながら情報収集を進めた。写真も多く集まったことから、活用も考えていきたいという。

マップは4枚折りで、縦A4判4ページが連なる大きさ。閉じた面には「令和6年」の地図があり、昨年の加古川線全線開業100周年のイベントや新山南中学校の写真、新しくなったバスルートなども紹介されている。

同振興会の清水邦泰会長(72)は、「新しい地図が入っているのも良いアイデア。お年寄りにも喜ばれている」と話していた。

同振興会ホームページで見られる。

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