兵庫県丹波市市島町鴨庄地区産のコシヒカリを使い、地元の鴨庄酒造が仕込んだ純米生酒「鴨庄百人一酒」の販売が始まった。
米栽培や酒造りで村おこしに取り組もうと、2004年に同地区自治振興会(永井登会長)が企画。今年は玄米750㌔を仕込み、一升瓶400本、4合瓶400本を生産した。
同酒造5代目蔵元の荻野弘之さん(58)によると、夏の暑さで米のブドウ糖が分解されにくく、仕込みに微調整が必要だったという。「しっかりとした味で、すっきり飲みやすく仕上がった」と話す。
ラベルは例年通り、同地区に工房を構える仏画家の観瀾斎さんによるデザイン。永井会長(76)は「“鴨庄の味”を味わってほしい」と話している。
一升瓶2800円(税込)、4合瓶1400円(同)。同酒造などで販売している。




























