冬枯れに彩り 幸せを呼ぶ青い鳥 ひらり「ルリビタキ」

2026.01.07
ニュース丹波篠山市地域地域自然

林縁部に姿を現したルリビタキの雄=2026年1月7日午前9時、兵庫県丹波篠山市今田町内で

ざくざくと乾いた落ち葉を踏みしめながら兵庫県丹波篠山市の林道を歩いていると、目の前の枝に鮮やかな青色の小鳥がひらりと舞い降りた。ルリビタキだ。冬枯れの林に添えられた彩りに心が躍った。

同市では、木々がすっかり葉を落とし、霜が降りる頃、標高の高い山から越冬のために平地の公園や山林に姿を現す。

ヒタキ科で、全長14センチほど。「ヒッ、ヒッ」や「カッ、カッ」とよく響く声が聞こえてきたら、この鳥が近くにいる合図だ。

美しい瑠璃色は雄だけ。しかも、この色になるまでに2年以上かかるとされている。若い雄は、雌に似た地味なオリーブ褐色をしており、命をふるいにかけてくる厳しい冬を数度乗り越えた個体だけが、この「青」をまとうことができる。

ルリビタキの最大の特徴はこの青色ではなく、翼の下(脇腹)にある淡いオレンジ色の羽。青とオレンジのコントラストが目に鮮やかなこの小鳥をしばらく間近で観察していると、心が満たされていくのを感じた。

「幸せを呼ぶ青い鳥」と呼ばれていることに納得。

【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました。あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします)

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