
市民活動の“裏方”に
約170の登録団体の相談に乗り、広報の手伝い、助成金の案内など、市民活動の〝裏方〟として奮闘。「諦めかけていたイベントを無事に開催されたり、『新しい会員が増えた』と報告してもらえたりすることがやりがい」とほほ笑む。
大阪府箕面市出身で、専門学校で音響を学び、コミュニティーFMの放送局に就職。その後、父の経営する会社を支えたほか、神戸市でハンドメイドアクセサリーのセレクトショップを妻と構えた。
コロナ禍で事業継続が厳しくなったことから、新天地を求めて両親が移住していた丹波篠山へ。「帰省するたびに丹波篠山の美しい景観と優しい人柄に魅力を感じていた」と言い、「ただ、仕事もない中での移住。今思えばすごいことをしたと思うけれど、妻に背中を押してもらった」。そして、一般社団法人・ウイズささやまが市の委託を受けて運営する市民プラザの職にたどり着いた。
同プラザにはボランティアやNPO、趣味のサークル、まちづくり協議会などが登録。「イベントをしたい」「会員を増やしたい」などさまざまな相談が寄せられ、その数は年間約2000件に上る。また、団体の取り組みを市民に発信するイベントや交流会なども企画。「団体同士や外部とつなぎ、これまでにない交わりが課題解決につながることもある」
移住の地で、多くの市民と関わる仕事。まちを歩けば、たくさんの人に声をかけられる。「普通の仕事ならこんなに知り合いはできない」と言い、「高齢化で活動が厳しくなる団体もあるが、できるだけ継続してもらえるよう、お手伝いができれば」と前を向く。50歳。


























